カナダ・オンタリオ州政府『メディカルミッション商談会』を開催

カナダ・オンタリオ州政府は2022年10月に幕張メッセにて開催されたメディカルジャパン展示会への出展と来日した下記7社と日本の提携候補先との商談会をリアルとオンラインで開催しました。商談会には日本側から32社が参加し、日本市場参入に向けて協力していく話し合いがもたれました。

1. FluidAI (NERv Technology)
www.FluidAI.MD

<企業概要>
データ駆動型吻合部漏出を検出する縫合不全のモニタリングソリューションを提供する医療機器メーカー。世界的に有名な北米の医療機関や外科医と協力し、一般外科、大腸外科、肝胆膵外科、肥満外科、食道外科手術後の患者の回復を把握できるハードウェア及びソフトウェアソリューションを開発している。
カナダ保健省のMDSAP審査をクリアしており、13845認証も取得済み。現在FDAの審査中。
サウジアラビア最大の医療機器販売会社と販売契約を締結しているほか、Newsweek誌の世界のベストホスピタル2022で2位に選ばれた米国のクリーブランドクリニックや、カナダのハミルトンヘルスサイエンス、セントマイケル病院、セントジョセフ病院、グランドリバー病院、サウジアラビアのキングサウジ大学において、大規模かつ継続的な臨床試験を行っている。数多くの有力な臨床データに支えられた高い品質と技術を持つ同社製品に競合する他社製品は存在しない。

<製品の特長>
・術後40時間以内に吻合部漏出を検出する縫合不全のモニタリングソリューション
・既存のワークフローに組み込みが可能で、患者のベッドサイドに設置、 ボタン一つで操作可能なシンプルなデバイス
・リアルタイムで24時間モニタリング
・吻合部漏出を検出した場合に医療スタッフに通知を行う
・非侵襲的
・高い感度、特異度
・診断の遅れにより高い死亡率やコストの増加につながる従来の診断法と比べ、発生から40時間以内に検出可能

<参加目的>
・日本の販売会社、規制当局、ヘルスケア市場の主要プレーヤーとの交流
・日本市場における製品及び輸出の承認

2. Knectek Labs Inc.
https://www.knectek.com

<企業概要>
病院、介護施設やスマートビルでのロケーション(位置情報)ベースのサービスやIoT管理プラットフォームを提供する。2016年設立。 高齢者とその家族向けの遠隔見守り機器を新たに開発。対象者が装着したウォッチ、もしくは室内に設置したセンサーが対象者の日々の動きを検知し、家族のスマホへ通知。外出時もウォッチを装着すれば歩数計とSOSボタンが使用可能。

<製品の特長>
・「Tracmo Care」 – スマートウォッチ「Care Watch」、モーションセンサー「Cubitag Motion」、送受信機「Tracmo Care Station」を併用する室内遠隔見守りシステム
・Watchを装着することで、ボタンを押したとき、歩き回ったとき、Tracmo Trackerを取り付けたドアや窓を開けたときなどに動きを検出、見守る側のスマホに装着者の最終活動時間を現在地ととも送信。
・歩数計、行動追跡、SOSボタン等の機能を搭載
・Cubitag Motionセンサーをテレビのリモコンや冷蔵庫のドアなどに取り付ければ、Care Watchを着用していない場合も動きを検知し、モニタリングが可能
・12時間以上動きを感知しなければ、アラートを送信
・アプリは日本語対応

<製品の差別化要因>
・日々の歩数をクラウドに保存
・24時間モニタリングが可能、電池寿命は12ゕ月
・月額料金無し
・見守る側は、アプリでデータの確認や通知の受信が可能

<参加目的>
・特許出願中のTracmo Care Senior Careの紹介とローンチ
・日本の介護市場への参入
・市場情報の収集、パートナーやクライアントの特定
・日本市場のパートナーやクライアントとの交流
・日本市場への輸出売上高の確保と拡大

3. NuraLogix™ Corporation
https://www.nuralogix.ai/

NuraLogix™ Corporationは、人の感情を認識するAffective AIのパイオニアで、世界初の非接触型バイタルサイン監視技術の開発者です。日本ではNTTデータに採用されています。
https://japan.cnet.com/article/35182726/

<企業概要>
2015年設立、非接触測定ソリューションを提供する企業。スマートフォン従来のビデオカメラを使用して、人間の生体情報や心理的状態をクラウドベースの感情認識AIで測定、分析する世界初のアプリを開発。米国大手生保企業の導入が進む健康と福祉の他、AR/VR、ゲーム、市場調査、PA、ソーシャルロボット、家電製品などの様々な製品にAI変革をもたらしています。

<製品の特長>
・Anura – AI搭載アプリ
スマートフォン等のカメラを使用し、映った顔から生体情報を取得、デバイスやセンサーを装着せずに、生体データ測定を可能にする世界初のアプリ。心拍数、血圧、ストレスレベル、心血管疾患リスク等の測定が可能。
・DeepAffex
Affective AIエンジンであるDeepAffex™エンジンは、革新的な顔の血流イメージング技術を利用して、生理学的および心理的状態が人間に及ぼす影響を検出、測定、分析するクラウドベースの感情的インテリジェンスプラットフォーム。DeepAffex™エンジンが提供する機能で新製品/既存製品を強化することが可能。

<製品の差別化要因>
広範でグローバルなピアレビューと臨床協力に基づいて医療レベルの品質を生み出し、11の米国特許を保有しているため、現在この高いレベルの研究と科学的根拠に支えられている企業はほかにありません。主要製品であるAnuraは日本語もサポートしています。

保険、ヘルス・ウェルネス、スポーツ、遠隔医療、スマートホーム、高齢者介護、従業員支援プログラム、健康食品、自動車、化粧品など各セクター別の適用例は下記をご参照ください。
https://drive.google.com/file/d/1wvt7Xbk5tTGlnpuO2eEIFUVUcm0hDfH5/view?usp=sharing

4. Centre for Aging + Brain Health Innovation (CABHI)
https://www.cabhi.com/

<企業概要>
ヘルスケア・科学・産業界、非営利団体、政府機関が協力し、高齢者の生活の質を向上させ、高齢者が自ら精神的・身体的幸福を安全に選ぶことが出来るようになるために設立された組織。
人々が、認知的、感情的、身体的な健康や自立をできるだけ長く維持しながら、自分の好きな環境で年を重ねることができるよう、老化と脳の健康分野における革新的な製品、サービス、ベストプラクティスの開発、検証、商業化、普及、採用を支援し、現在までに世界で300以上のプロジェクトを実施。カナダ連邦政府や公的機関から援助を受けている。
日本では、損害保険大手のSOMPOホールディングスとの脳の健康、老化、介護に焦点を当てたイノベーション研究開発を共同で実施。また富士電機と提携し、高齢者の生活を向上させる技術的ソリューションを開発し、日本、米国、カナダの各本拠地市場でベストプラクティスを共有している。
更に2012年にサンフランシスコに創設されたテクノロジーで高齢化社会の課題を解決し、ビジネス化するためのプラットフォームAging2.0のアンバサダーである千葉大学医学部附属病院の阿久津 靖子特任准教授が、日本政府がカナダに派遣する貿易使節団の一員としてCABHIと会談、エイジテック・ソリューションを加速させる私たちの手法をモデル化する予定となっている。

<サービスの特長>
・Sparkプログラム – 医療従事者が提示したアイデアの製品・サービス化を支援
・MC2プログラム – ヘルステック企業の目標達成や成長を支援
CABHIのMentorship, Capital, and Continuation (MC2) Programは、National Bankと共同で、カナダで連邦政府または州政府として登録されているヘルステックおよびフィンテック企業を支援する初の投資プログラム、MC2キャピタルを提供。MC2キャピタルでは、参加企業はCABHIから最大40万カナダドルまでの投資を受けることが可能。

<参加目的>
– カナダでの事業展開に関心を持つ日本のヘルステック、フィンテック企業との出会い
– 高齢者の生活向上を目指すヘルステック、フィンテック企業に関心のある日本企業との関係構築
– 高齢者を支援するプロジェクトの提携・資金提供に関心を持つ組織・政府機関との関係構築
– 高齢者の生活向上に焦点を当てたベンチャーファンドへの投資に興味を持つ可能性のある組織や企業との関係構築

5. Bay Area Health Trust
https://bayareahealthtrust.com/mmm/

<企業概要>
患者ケアや臨床試験事業を支援するライフサイエンス企業。医療機関や教育機関などとパートナーシップを結び、ハミルトンのライフサイエンスクラスターSynapseの創立メンバーとして利益をハミルトン健康科学、ハミルトン健康科学財団、マクマスター大学へ還元して起業家精神を促進、患者ケアを支援する成長志向の事業に投資し、カナダの医療エコシステムの一端を担う。

<製品の特長>
検体保存・輸送培地McMaster Molecular Medium(マクマスター・モレキュラー・メディウム)。
検体採取時点から検査所までの間で、不活性化・安定化させる輸送・保管システムで、COVID-19 PCR検査キット用にも使用されており、オンタリオ州公衆衛生局のCOVID-19 PCR採取キットの承認を受けている。
汎用培地やウイルス用培地とは異なり、挿入後すぐに病原体、タンパク質、酵素の不活性化を開始するため、サンプルをすぐに検査したり、常温で世界中の検査施設に輸送することができる。

– サンプル採取後、数分で検査が可能
– ほとんどの自動検査装置と互換性あり
– コールドチェーンが不要なため、コストとインフラを大幅に節約可能
– 温度安定性に優れた輸送・保存媒体
– 分子検査に必要なRNAとDNAの保存が可能
– 標準的な輸送媒体よりも大幅に長い14日間、ウイルス検体を維持することが可能
– ウイルスを不活性化するので、複製することができず、検査技師に感染するリスクがない
– 遺伝子材料は安定した状態で保存され、検査に備えることができる
– 特許出願中の製法

<参加目的>
– 製造業
– 規制当局への申請
– 流通・販売
– サブライセンス

6. Vigurus Technologies Inc
https://vigurus.com/

<企業概要>
血液や酸素の循環、姿勢、バランス、安全性、快適性を向上させる、バイオミメティック構造科学に基づいた特許技術SP1KE™を活用したインソールやクッション、マットを開発。2011年設立、46件の実用新案権を取得し、21件の特許権を保有。人が座る、立つ、膝をつく、横になる、仕事、休憩、遊びなどあらゆる場面で、血流・酸素の流れ、姿勢、固有感覚、体性感覚を高める優れた製品を提供している。

<製品の特長>
・人間工学に基づいた柔軟なメッシュの中にある何百ものTIPSが体の動きに合わせて動き、常に身体全体を自然なバランスになるよう調整して快適性を高め、エネルギーを吸収、圧力を分散緩和し、衝撃と振動から体を保護。血行を促進し、血中酸素飽和度を高め、免疫細胞にも働きかける。
・Sp1keTMの製品および部品は、Vigurusが独自に開発した低毒性・高難燃性のEVAフォームや、その他の用途に特化したポリマーを含む、最先端の独立気泡の疎水性・耐病原性フォームから製造されている。究極の軽量快適性を実現したクッションとマットは、体に自然にフィットし、適切なサポートと優しいマッサージを提供。一般的な健康マットとは違い、長時間使用でも痛くなることはない。
・ダイナミックなSP1KE™構造は、3次元空間における身体の認識(「プロプリオセプション」と呼ばれる)を刺激し、背骨と関節を正しく調整することで、正しい筋肉を使い、より良いバランスとストレス軽減を実現。
・クローズドセルフォームから作られたSP1KE™は、完全防水、ノンスリップ、通気性を備え、水や汗、バクテリアを吸収しないので、室内だけでなく、アウトドアでも使用可能。
・用途によって3種類のマットとインソール
・歩く、立位、座位、膝立ち、横たわるなどの基本的な動作をする際に使用
・継続的なマッサージで血流や酸素の流れを改善、しびれを解消
・歩き方や姿勢、バランス能力を改善
・慢性疼痛につながる怪我のリスクを軽減
・非吸水性の独立気泡素材、手洗い可能、滑り止め付き
・高齢者や運動不足の人、乗り物やオフィスチェア、仕事場、ガーデニングなどで長時間座ったり立ったりして不快感やしびれ、痛みを感じるすべての人、ヨガ・ストレッチ、スポーツ観戦などで優れた性能を発揮

JBPは、上記カナダ企業7社とのビジネスマッチング、商談におけるモデレーター、ミーティング後のフォローアップを行いました。

本件に関するご質問は ban@japanbusinessportal.com までお寄せください。

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